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虎穴に入らずんば虎児を得ず の巻 2023/04/12加筆


誕生月プレゼントポイント変更のお知らせ

2021年より付与ポイントの変更があり、Mail、LINE登録の方に誕生月ポイントの特典が増えましたが、2022年3月より付与を「来店月の購入ポイント2倍付与」に替えさせて頂きます。付与比率に不公平があったのを、購入価格に準じて付与ポイントが適正に付与されるように変更させて頂きました
ポイント比率に関してはLINE登録が一番比率が高く、常時1.5倍付与(誕生月には3倍付与)好評を頂いています HPからネット購入の方は自動的にメール会員となりますが、誕生月は自動で登録出来ませんので、「登録がまだの方や新規の方は、通信欄でのお誕生月のご登録をお忘れなく!」 併せてLINEもご登録下さい(→Shopページ)


ポイント規定変更のお知らせ の巻 2022/09/01 加筆


当店の珈琲はすべて「単一農園・シングルオリジン」から作られます

当店ではブレンド内容を聞かれた場合、詳しい配合はお答えしていません 「説明しても誤解を招くと思うので、お答え出来ません」とお答えしています ただ不親切かと思い、補足の文を書いておきます 当店で使っている珈琲豆は各産地で選りすぐった農園(単一農園)から仕入れたらシングルオリジンの珈琲のみです ブレンドは当店で、それらのシングルオリジンの珈琲を配合して作られます 構成豆に農園で混ぜられたコーヒー、輸入業者で混ぜたコーヒーは使っておりません (また、これも当然のことだと思うのですが、シングルオリジンは個別にその豆に適した焙煎を行い焙煎後ブレンドします、生豆をブレンド混合後に焙煎も行っておりません)

珈琲豆は国だけでなく、国の中でも地域によって違います 地域だけではく農園ごとに違います 農園だけでなく品種ごとに違います 品種だけでなく作られている斜面ごとに違います 専門知識を持った業者の方に農園名と品種、採れた年などを説明してやっと構成豆の一つの味が推測できるかどうかです 一般の当店初めて方に「ブラジルとコスタリカのブレンドです」とお答えすることに意味があるでしょうか 誤解を招くだけだけだと思い、詳しく答えることは控えています

ですので、全ての豆、全てのブレンドについて、使われている珈琲豆の産地・農園名・農園主の名前を答えることが出来ます スペシャルティの基本トレーサビリティですね 私は基本はカップ(味)なので、品種や農園名には拘りませんが、スペシャルティ珈琲業界では嫌でも名農園の珈琲を扱うことになります 常連さんの中には特定の農園をお好きな方もいらっしゃって、「今年の出来はどうだ」とか「あの農園扱わなくなったんですよ」とかの話はしています

当店はブレンドが多いと言われることもあります 実はシングルオリジンの方が多いのですが、単一農園様に廉価品イメージが付くのを嫌って、ブレンド名を付けたりもしているので言い訳しません ただ、決して混ぜ物ばかりを扱っている店ではありません。以前にも書いたように最低価格品でもその国のスペシャルティコーヒー協会認定農園です 単一農園でシングルオリジン、スペシャルティ品質のみを扱い店であることを、ここに宣言しておきます


当たり前だと思っていて説明してなかったこと の巻 2022/06/05


珈琲豆の選び方(コーヒー屋の選び方)

初めて来店される方に、私が毎回している「当店の珈琲豆の選び方」を書かせて頂きます 2000年開店から既に23年珈琲屋を営んで、お客様と接するうちに感じた「より早く好みの珈琲に出会うための選び方」です

まず「コーヒー屋を選ぶ」わけですが、2000年当時は珍しかったスペシャルティ珈琲店も随分と増えてきました コーヒー屋には、従前の「コマーシャルコーヒー店」と「スペシャルティ珈琲店」の分類があると思います 私が言う「コマーシャルコーヒー店」とは、「ハワイコナ・ブルーマウンテン・グァテマラSHBなどが見られるお店」 、対して「スペシャルティ珈琲店」は「農園名・地域名で珈琲を表示しているお店」です 実は、来店前に豆のラインナップを調べるだけで、ある程度実力が分かってしまいます また「コマーシャル=欠点チェック(美味しさではなく悪いものがあるかないかだけ)・標高や粒の大きさ(取れた場所や粒の大きさのみ)」で評価しているのに対して、「スペシャルティ=実際のカップ(抽出液)の美味しさ(欠点が無いことは大前提の上で、いかに美味しいかどうか)」で評価しており、見た目は一緒でも実は全く違う珈琲なのです 美味しさで選ぶのであれば「スペシャルティ珈琲」一択になると思います

次に、店を選んで実際に訪れてからの「珈琲の選び方」ですが、何種類かある珈琲の中から自分の好みを見つけるには「まず自分の好みの焙煎度を知る」ことだと思います 店舗を巡ると「淡いブラウンの豆」から「濃いブラックの豆」まで違いがあることにお気付きでしょうか(店舗によってはその片方だけのことも多々あります) 珈琲豆の焙煎(火で煎る)過程で、1ハゼ、2ハゼと進行することから、「淡いブラウンの豆」を“2ハゼ前”や“ライトロースト”、「濃いブラックの豆」を“2ハゼ後”や“フレンチやイタリアンロースト”と、専門用語で呼びます そして、同じ豆でも焙煎度で味は全く異なります(!) 全く別物になって同じものとは分からなくなります そして、自分の好みに合っていない焙煎度の豆はそれだけで「美味しくない」と判断してしまいます 珈琲豆の焙煎度による違いを理解頂き、自分の好きな焙煎度の豆を知っていること、説明できることが一番必要です 分からなければ、好みの焙煎度の豆を持参されてもいいでしょう

コーヒーを普段飲まない方でも「苦いの嫌い」「すっぱいのはダメ」と、珈琲の味の表現で頻出するのが焙煎度で 生まれ持って理解している「誰にでも分かる違い」です 逆を言えば「玄人ぽく見せたかったら、自分の好みを 焙煎度(苦さ・すっぱさ) "のみ" で表現するのは御法度」です^^;)


さらに、飲まれていく中で「好きな産地」が出来れば、珈琲豆の選択肢に加えます 上記のように焙煎度も加えて「煎りの深いエチオピアモカ」とか「中煎り(2ハゼぐらい)のグァテマラ」と説明頂ければ、お店の人もお客様の好みが理解し易いでしょう ただ「~のお店の~ブレンド」は伝わりません 私の勉強不足かもしれませんが、日本中のコーヒー屋の全てのブレンドの味を説明出来る人はいないと思います あと、これは全くの持論なんですが「エチオピアもかとマンデリンは店の実力が出易い」と思います 両方ともスペシャルティ珈琲と強い繋がりを持っていないと良い豆が手に入らないからです

単純な話で申し訳ないのですが、選択基準は以上です あとは実際に買って飲むしかありません そして、それこそが何にも増して重要なことです 「誰にでも味覚はあります」 美味しい・不味いはお客様の判断次第です 「お客様自身が美味しいと思うこと」は一番重要な選択肢です

「美味しい」にも好みがあります 私自身が思う美味しさは「一杯のみ終わった時にもう一杯飲みたくなる」だと思い、そんな珈琲を目指しています 美味しい料理も、美味しいお酒も「後味の良さ」や「爽やかさ」はとても重要だと考えています


そして「気に入ったお店」が出来たら、それは奇跡です 味は「その店主の味覚」が作ります そして「店主が美味しいと思った味の珈琲豆を仕入れ」、「店主が美味しいと思った焙煎で提供」しています その店の味とお客様の好みが合うというは、本当に奇跡のような出会いです どうぞ「その店のラインナップを飲み尽くして下さい」

スペシャルティ珈琲のお店であれば、今まで味わくことのなかった「美味しさ」で様々な味が提供されているはずです そんな「新しい美味しいさ」で様々な美味しい珈琲を紹介してくれるでしょう 「柑橘系の香味」「ベリー系の香味」「オイリーな厚み」「スパイシーな濃厚さ」色々な味を比べてみて、贅沢に悩んで下さい 「新しい美味しさ」から何を選択するかは皆さん次第です どうぞ、「スペシャルティ珈琲の世界」をご堪能下さい


味は「素材」と「技術」で決まります の巻 2019/06/16 早くも加筆


スペシャルティ珈琲とは何でしょう

日本スペシャルティ珈琲協会によると「消費者(コーヒーを飲む人)の手に持つカップの中のコーヒーの液体の風味が素晴らしい美味しさであり、 消費者が美味しいと評価して満足するコーヒーであること」とあります

少し前までは「際立った印象の風味の特徴を持っている珈琲」とだけ言われていたと記憶しています そう「定義がはっきりしていない」状態でした  協会の初期段階では、軌道に乗せるため大手企業の援助も必要、顔色を伺いながら全ての珈琲に当てはまるような表現を使っていました  海外の話ですと「深煎りだったらスペシャルティコーヒー」というような極端な例もありました そんな状態から発展しているので、当然日本での広がり方も ひずんでいて、今でも「?」と思うスペシャルティコーヒーが非常に多いのは否めません

現在、日本スペシャルティコーヒー協会で説明されているスペシャルティ珈琲の定義は的を得ています

簡単に自分なりの超要約をすると
 1)際立つ「美味しさ」を持っていることと、それを評価するカップ基準の実際
 2)サステナビリティ(労働環境を含めた環境保全を考え持続性をもっていること)
 3)トレイサビリティ(From seed to cup、全ての過程で品質管理がされていること)

私はよく「基本は美味しいこと」と言いますが、「美味しい」にはスペシャルティ独自の評価過程がありますし、 その評価点は「栽培精製方法の絶え間ない努力」が無いと生まれません スペシャルティ珈琲を名乗るなら、私たち加工販売者 (ロースターアンドリティラー)もカップ技術の向上を避けて通れませんし、必要不可欠です

今では、生豆問屋でも「スペシャルティコーヒー」と「コモデティコーヒー」は明確に分かれて販売しています  それを扱えば「スペシャルティコーヒー取扱い店」になれるわけですが、果たしてそうなんでしょうか

不味いコーヒーばかりが埋め尽くすコーヒー界を救おうと立ちあがった、いえ救ってくれた、スペシャルティ珈琲 その基準と判断方法を含めて、 深く理解して欲しいと思います スペシャルティ珈琲に完全な認証はありません(作れません)ので、 各販売店の扱い方でどうにでもなってしまう「言葉の危うさ」があります



「スペシャルティ」Google検索ファーストページ記念更新 の巻 20017.11.12


スペシャルティ珈琲に環境保全は当たり前です

秋です、さんまの美味しい季節ですね ところが日本近海では著しい不漁が続いているそうです スーパーからすっかり姿を消しています 中国や韓国 による遠海での乱獲が原因ではないかと言われています 公海の魚は誰のものでもないので「先に採るな」とは言えません

魚に限らず、様々な分野で食資源の枯渇が問題になっていると思います 「次世代に残していけるのだろうか」心配になります では、珈琲はどうでしょう? 実は、当店が扱っているスペシャルティ珈琲の世界では、「環境保全は当たり前」なんです 「改めて書くこともないか」と全く話題にもしていませんでした

各国のスペシャルティ珈琲協会ごとに厳しい規格があり、例えばBSCA(ブラジルスペシャルティ協会)などは、森と農園の樹木の割合、精製に使う水の処理方法から、 収穫者の家は土間ではいけないetc、環境保全を超えた労働環境まで見据えた認証基準を取っています

当店では一番廉価な珈琲も認証農園の珈琲です ですから当店では「環境保全」は当たり前のことなんです

厄介なことには表面上違いが分かりません 専門家が見れば「豆の粒の揃い方」「焙煎色の均一性」などで一目で分かる違いも、値段だけを見ていると気付きません 一番の「味の違い」も、不味い珈琲が蔓延する中「なんかすっきりしてる」としか伝わりません 珈琲がお好きなら、珈琲の栽培環境、労働者環境、環境保全など、 周りの環境を含めて考えられているスペシャルティ珈琲を愛飲しましょう 私は収穫する方々の生活環境を見てから、インスタント珈琲やスーパーで廉価販売されて いる豆を見ると「生産者の頭を踏みつけている珈琲」と見るようになりました 不揃いな珈琲豆を見ると生産者の悲鳴が聞こえてきます

スペシャルティ珈琲が導入される前の「珈琲危機」には、決して戻してはいけません


一方、認証コーヒーは別の話です「有機」「フェアトレード」など様々な認証がありますが、これらは分かり易いバッチではあるものの、本当に環境や産地の ためになっているかと考えると疑問です 例えば「有機JAS認証」は、認証に多額のお金がかかります 農園が認証を取っていても販売店が認証を取らないと、 JAS認証珈琲も当店が名乗ることは出来ません また「フェアトレード」としての輸入も疑問です これらの珈琲は総じて美味しくありません 買取価格を味に関係なく 保証してしまうため、作り手がやる気を失っていると思います

そんな認証コーヒーと、ここでの「環境保全」は、別の話ですのでお間違いなく



伝えなくてはいけないこと の巻 20017.11.12 加筆


珈琲オイルの酸敗臭には「サラダ油」が効きます!

当店の珈琲には「金属フィルター」をお勧め(必須)とさせて頂いております。ですが、このフィルターを間隔をあけて使と、 残った珈琲オイルが酸敗して臭い(酸敗臭)を発します。酸敗臭とは何ぞやという方は金属フィルターを嗅いで見て下さい。 臭いを感じない方・・・問題ありません、忘れましょう。いえ、毎日同じ器具で淹れている方には問題は起こりません(酸敗する間がありません)。 多種類の器具をお持ちの方、ちょっと間隔空いて飲んでいる方は要注意です。

さて、この問題は長らく私の悩みでした。金属フィルター・ソロフィルター・プレス・AeroPressを数個使い分けていると、 どうしても間隔の空く器具が 出来ます。そして、その臭いを取るのが難しい。一度、珈琲を淹れれば取れるのですが、 最初の1杯は捨てるか我慢して飲むかしかない。 手摘みで完熟豆を摘み取っている農家の方の姿が浮かんでしまって、とても捨てられません、 我慢して飲みます。これを淹れる前に取る方法、 熱湯使ったり、洗剤を色々試しましたがピンときませんでした。

やっと解決しました。この方法には「サラダ油」を使います。手に灯油のような安い潤滑油の臭いが付いてしまい、 それを取るために調べて見つけた方法です。油には油がなじむということなのでしょう、伊藤家に感謝です。

サラダ油の使用手順


この方法で抽出速度も改善します「最近、器具の抽出スピードが落ちて」と言う方にもおすすめします。 サラダ油自体は金属、金属コーティングに問題を起こすとは考えにくいので、重曹やクエン酸使う方法より 良いのではないでしょうか。

前述の通り、同じ器具を毎日使っている人、抽出スピードは遅くなっていない人には関係のない話です。 同時に「そんな香りは気にならない」という方にも大変失礼致しました。同業者に聞いても気にしてない人が殆どでした。 金属フィルター愛好家の98%は気にしないのかなぁ?



気付けば香りアレルギーの人と同じ洗剤を使ってました 2016/01/24-2017/11/24加筆


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